医療従事者としての適性
2017-10-30 16:09:36
医療従事者、いわゆるコ・メディカルには様々な職種があります。そしてその職種に就くための国家資格を得る難易度も様々ではありますが、職種を問わず共通している点としては、まず全てのコ・メディカルは人と接する仕事であるということです。
もちろん医療従事者はまず第一に専門職ですので、専門知識や専門技術が求められます。しかし知識だけ、技術だけでは本当に患者さんの役に立つことはできないのではないでしょうか。
職種を問わずコ・メディカルを志す方は人に直接関わる職業だということを当然ながら認識した上でそこにやりがいを感じ、将来の職業として目指す方が大半でしょうから、人とコミュニケーションを取るのが元来苦手というケースはほとんどないと考えられます。しかしコ・メディカルは人の身体に直接触れるのみならず、時にはその方の人生の重大な局面に立ち会うこともあるでしょう。どんなに辛いケースであっても逃げることなく責任を持って職務を全うできるか、そうした覚悟を持てるかどうかということは、全ての医療に携わる方に求められる要素ではないでしょうか。
栄養士と調理師
2015-09-08 11:17:47
「医療従事者」と一言でいっても、実にさまざまな職種があります。たとえば入院患者の病院食を作る「栄養士」「調理師」も、医療従事者です。
基本的に病院食のメニューを考えるのは「栄養士」の仕事です。「味・栄養・コスト」のほかにも塩分制限やアレルギーなど考慮すべき点は多く、最悪は命に関わることもあるので、病院の栄養士はとても責任重大です。
調理師の仕事もハードです。栄養士さんが用意した献立を作るわけですが、基本的に短い時間で、少ない人数で、大量の食事を用意しなければなりません。調理の仕事ではありますが、たいへんな力仕事でもあります。しかも患者さんによっては個別のメニューが必要だったりもします。
しかも早番・遅番がありますし、週休2日とはいえ土日祝日は基本的になかなか休めません。
それでも、大手の病院では「働きたい」という連絡がちょくちょく来るらしく、人気のある仕事なのかもしれませんね。
医療従事者になってからの学習
2015-06-03 11:01:16
普通の職業であれば専門職に就くには大学や専門学校等で勉強をして、働き出してからは更に専門の知識を深めつつ経験を積むと思います。しかし、医療の現場ではそうもいきません。
医療の現場では日々よりよい治療をする為に、新たな方法や機械が生み出されています。一度国家資格を取ったからといって、ずっと安定した収入を得ていけるかはその人の努力によるところが大きいのです。
例えば自分が病院にかかるとしたら、古くて暗い年をとった先生のところよりも、最新機器が揃っていますと書かれた新しい病院に行きませんか?長くお付き合いのある内科の病院等は例外でしょうが、特に歯科医院に行くとしたらより新しく、傷みが少ない治療をしてくれる病院を探しますよね。
歯科や美容外科等は特に新しい機器の開発がめまぐるしく、それを使うスタッフにも高い練度や知識を求められる事が多いので、仕事の他に勉強会への参加等時間を要する事もあります。
もっとも、医療の道に進むという方には好奇心旺盛な方が多いと思いますので、日々の勉強が苦になるタイプではないかもしれません。
職種と待遇について
2015-04-30 21:55:55
医療従事者を目指す方にとって、医療の世界でどの職種に就くかはとても重要になります。
医療の仕事にもたくさんの職種があり、医師や歯科医師、看護師などが代表的ではありますが、当たり前の話ですが職種によって待遇が違います。
例えば医師ですと、仕事自体はとても忙しいですが医療従事者の中でも高収入ですし、勤務体系も雇用条件内での勤務で休憩時間や仕事の勤務時間で仕事が出来ますし、休日や有給も取得する事が出来ますので、医療の現場では優遇されている職種になります。
看護師も、業務内容は夜間勤務もあるので仕事は大変ですが、待遇としては医療従事者の中でも高収入ですし、福利厚生が充実しているところが多く、看護師専用の寮を持っている病院やワンルームマンションを用意してくれるところも多くあります。
また、小さな子供を持つ看護師が働きやすい様に託児所を併設している病院もありますので、結婚、出産後も看護師を続けられる様にバックアップして貰う事も出来ます。
医療従事者でも職種によって待遇が違いますので、医療の現場で仕事をしたいと思うならばその見極めもとても大切になります。
医療従事者が活躍できる場所
2015-04-16 22:04:33
医療従事者として働くには色々な方法がありますが、一般的にどのような職業であったとしても技術者であれば何らかの国家資格を持つことになるのが一般的です。
そのため学生時代から進路をかなり狭く絞って学ぶという特徴があります。
従来は医療の現場で働こうと志す場合には、基本的に一生医療の仕事をすることになるというのが一般的でした。
しかし近年ではその傾向にも随分と変化が生じてきています。
本来は、医療従事者としての教育を受けてきた技術者が、国家資格を取得しても医療現場以外で活躍することが増えてきています。
例えば看護師は産業衛生スタッフとして一般企業に入るケースが多くあり、薬剤師は研究職以外にも医薬品営業、ドラッグストア管理をすることも増えています。
診療放射線技師であれば画像診断装置の営業や開発など、専門性を活かした様々な進路が生まれてきています。
この様な進路を目指すには、大学院など高等教育に進むことが有利に働くことも多いため、学ぶことで進路が広がる現実があります。
求人について
2015-04-08 22:13:41
医療従事者の求人の探し方で一般的なのは、転職エージェントに登録する事です。
就職サイトや転職サイトに載っている情報だけでも多くの求人情報を得る事が出来ますが、なんらかの理由で表に出せない求人も多くあります。
転職や就職は、情報戦といわれるように多くの情報を持っている方が有利に転職活動や就職活動を進める事が出来ます。
医療の職場は、プライバシーがとても重視される職場ですので求人情報に関しても表に出ている情報が少なくなる傾向にあります。
転職エージェントは、医療専門の転職エージェントも存在しますので幅広く多くの情報を持っています。
自分の望む条件やその職場の環境など医療専門の転職エージェントに相談する事で望む就職や転職が実現される可能性が高まります。
インターネットの発達によって多くの情報が得る事が出来る時代ではありますが、転職エージェントに登録、相談してみて、多くの情報の中から進路を選択してみてもいいかもしれません。